今回は、バボラの人気シリーズ「ピュアストライク」の中でも最もコントロール性能が高いとされる「ピュアストライク18/20 2020」を試打してみました。

このラケットは、ドミニク・ティエム選手などのトッププレーヤーが使用しているモデルで、コントロール性能に優れた薄型フレームで、パワーとスピンのバランスも良いという特徴があります。

この記事では、このラケットのスペックやテクノロジーを紹介した後、実際に試打した感想をお伝えします。

また、前作との違いや比較、長所や短所、ライバルラケットとの比較、おすすめのストリングやガット、おすすめのプレーヤーなども解説します。

この記事を読んでいただければ、このラケットがどんな特徴を持ち、どんな人に向いているかがわかると思います。

ピュアストライク18/20 2020のスペック


まずは、このラケットのスペックを見てみましょう。

- フェイスサイズ:98平方インチ
- 重さ:305g
- バランスポイント:320mm
- フレーム厚:21-23-21mm
- ストリングパターン:18×20
- フレックス:RA66

このスペックからわかるように、このラケットは、フェイスサイズがやや小さく、重さがやや重め、バランスポイントがややヘッドライト、フレーム厚がやや薄め、ストリングパターンが細かく、フレックスがやや硬めです。

これらの特徴は、コントロール性能に優れたラケットに共通しています。

つまり、このラケットは、自分の意思でボールの飛びやコースを調整できるように設計されていると言えます。

また、このラケットには、バボラ独自のテクノロジーも搭載されています。
その中でも主なものは以下の2つです。
- C2ピュアフィール:振動吸収性の高い素材をフェイス部に用いることで、よりピュアな打感を実現するテクノロジーです。
- コントロールフレームテクノロジー:ボックス形状と円形状を組み合わせた独自のフレーム形状を採用することで、安定性とコントロール性能を向上させるテクノロジーです。

これらのテクノロジーによって、このラケットは、打感や安定性も高められています。

ピュアストライク18/20 2020を実際に打ってみた感想


それでは、実際にこのラケットを試打してみた感想をお伝えします。
試打したショットは以下の通りです。
- 打感・タッチ
- 反発、飛び
- スピン
- ストローク
- ボレー、スマッシュ、ネットプレー
- サーブ
- 操作性、振り抜き

それぞれのショットについて詳しく見ていきましょう。

打感・タッチ


このラケットの打感は、硬すぎず柔らかすぎずという印象です。
インパクト時にシャフトがしなる感覚はありますが、フェイスが撓む感覚はあまりありません。

そのため、ボールが面で暴れることなく素直に飛んでくれます。
また、C2ピュアフィールの効果で振動も少なく快適な打感です。

ボールの重さや回転も手に伝わりやすく、コントロールしやすいです。

反発、飛び


このラケットの反発や飛びは、コントロール系ラケットとしては標準的なレベルです。

しかし、このラケットは、パワーだけでなく、コントロールも重視しています。
そのため、ボールが勝手に飛んでしまったり、コースがずれたりすることはありません。

自分の意図したとおりにボールをコントロールできるという感覚があります。
また、フレームのしなりやフェイスの反発も均一で、打点がずれても安定した飛びを得られます。

スピン


このラケットのスピンは、ストリングパターンが18×20と細かいこともあり、やや控えめな印象です。
しかし、それは擦るだけでスピンがかかるという意味ではなく、しっかりと振り抜いてボールに力を伝えることでスピンがかかるという意味です。

つまり、このラケットは、スピンを自分でコントロールできるように設計されていると言えます。
擦るだけではなく、厚く当ててボールに回転を与えることができれば、十分なスピン量を得られます。

ストローク


このラケットのストロークは、打感や飛びやスピンと同様に、コントロール性能が高いことが最大の特徴です。
自分の思い通りにボールの深さやコースや回転を調整できるという感覚があります。

また、フレームの安定性も高く、相手のハードヒットにも負けない打ち返しができます。

ただし、このラケットは、パワーやスピンのアシストはあまりありません。
そのため、自分でしっかりと振り抜いてボールに力を与える必要があります。
また、フェイスサイズが小さく、ストリングパターンが細かいため、打点の精度も求められます。

ボレー、スマッシュ、ネットプレー


このラケットのボレー、スマッシュ、ネットプレーは、打感や飛びやコントロール性能が高いことからもわかるように、非常にしやすいです。

インパクト時の振動も少なく快適で、ボールの重さや回転も手に伝わりやすく操作しやすいです。

また、フレームの安定性も高く、相手のパッシングショットにも対応できます。

ただし、重さが305gとやや重めであることと、バランスポイントが320mmとややヘッドライトであることから、取り回しや振り抜きには注意が必要です。

サーブ


このラケットのサーブは、パワーとコントロールのバランスが良いです。
フラット系のサーブは、しっかりと振り抜くことで高い球速と伸びを得られます。

また、コースも狙いやすく、相手のサービスリターンに対して優位に立てます。
回転系のサーブは、ストリングパターンが細かいこともあり、変化は控えめですが、それでもしっかりと回転をかけることができます。

特にスライスサーブは、軌道が低くて抑えやすく、相手に打ちにくさを与えることができます。

前作との違い、比較


このラケットは、前作のピュアストライク18×20 2017と比べて、打感がややあっさりした印象です。

前作は、インパクト時にボールをつかむ感じがありましたが、今作はボール離れが早くなりました。

そのため、飛びも若干向上しましたが、コントロール性能はほとんど変わりませんでした。

また、スピン性能も前作と同様に控えめですが、それでも十分な回転量を得られます。

前作からマイナーチェンジした点は、グロメットのデザイン変更だけなので、性能的に大きな差はありません。

ピュアストライク18×20 2020の長所、メリット


このラケットの長所やメリットは以下の通りです。

- コントロール性能が非常に高く、自分の思い通りにボールを操作できる
- パワーもそこそこあり、しっかりと振り抜けば前に飛ばせる
- フレームの安定性が高く、相手のハードヒットにも負けない
- 打感が硬すぎず柔らかすぎずで快適
- スピンを自分でコントロールできる

ピュアストライク18×20 2020の短所、デメリット


このラケットの短所やデメリットは以下の通りです。

- スピン性能がやや控えめで、擦るだけでは回転がかからない
- 重さが305gとやや重めで、取り回しや振り抜きに注意が必要
- フェイスサイズが小さく、ストリングパターンが細かいため、打点の精度が求められる
- 使用者を選ぶラケットであり、技術力や体力が必要

ピュアストライク18×20 2020とライバルラケットの比較


このラケットと同じようなコントロール系のラケットとしては、
- ウイルソン ブレード18×20
- ヨネックス ブイコアプロ97
- ヘッド スピードプロ

などが挙げられます。
これらのラケットと比べて、ピュアストライク18×20 2020は、
- ブレード18×20よりも打感がやや硬く、飛びがやや良い
- ブイコアプロ97よりも打感がやや柔らかく、コントロール性能がやや高い
- スピードプロよりも打感がやや硬く、スピン性能がやや低い

という特徴があります。

ピュアストライク18×20 2020に合うストリング、ガット


このラケットに合うストリングやガットは、
- RPMパワー
- RPMブラスト
- RPMチーム
- ナチュラルガット

などがおすすめです。
これらのストリングは、コントロール性能や打ち応えを高めたり、飛びを向上させたりする効果があります。
また、テンションは、
- 飛びを良くしたければテンションを落とす
- もっとあっさり飛ばしたければ硬く張る
- 打感だけ変えたければ縦横のテンションを変える

という方法があります。

ピュアストライク18×20 2020をおすすめしたいプレーヤー


このラケットをおすすめしたいプレーヤーは、
- コントロール性能が高く、自分の思い通りにボールを操作したい人
- パワーもそこそこあり、しっかりと振り抜けば前に飛ばせる人
- スピンを自分でコントロールできる人
- 技術力や体力に自信がある人

です。

まとめ


この記事では、バボラ ピュアストライク18×20 2020について詳しく解説しました。

このラケットは、コントロール性能が非常に高く、自分の思い通りにボールを操作できるラケットです。
パワーやスピンのアシストはあまりありませんが、それでもしっかりと振り抜いてボールに力を与えることで、高い球速と回転量を得られます。

フレームの安定性も高く、相手のハードヒットにも負けない打ち返しができます。
打感も硬すぎず柔らかすぎずで快適です。

ただし、重さが305gとやや重めで、取り回しや振り抜きに注意が必要です。
また、フェイスサイズが小さく、ストリングパターンが細かいため、打点の精度も求められます。
使用者を選ぶラケットであり、技術力や体力が必要です。

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