今回は、バボラから2020年11月に発売された新作ラケット「エヴォドライブW」を実際に試打してみました。このラケットは、ジュニアや初級者、シニアなど、幅広い層に向けたリーズナブルな価格のパフォーマンスラケットです。

見た目はピュアドライブと似ていますが、どんな特徴や打感があるのでしょうか?詳しくレビューしていきます。

バボラ エヴォドライブWのスペック



まずは、バボラ エヴォドライブWのスペックを見てみましょう。

  • フェイス面積:104平方インチ

  • 重量:270g

  • 長さ:27インチ

  • フレーム厚:23.0〜26.0mm

  • バランスポイント:320mm

  • ストリングパターン:タテ16×ヨコ17

  • グリップサイズ:1,2


このスペックから分かるように、エヴォドライブWは軽量で操作性が高く、大きめのフェイス面積と粗めのストリングパターンでパワーと回転を発揮できるように設計されています。

また、フレーム厚は中央部分が細くなっており、柔らかい打感と振動吸収性を高めています。

バボラ エヴォドライブWを実際に打ってみた感想


それでは、実際にバボラ エヴォドライブWを打ってみた感想をお伝えします。私は中級者で、ストロークはフォアもバックも両手打ちです。

サーブはフラットとスライスを使います。試打した時のストリングはバボラのXcelでテンションは24kgでした。

打感・タッチ


エヴォドライブWの打感はとても柔らかくて心地よいです。ピュアドライブと比べると硬さや反発力は劣りますが、その分振動が少なくて腕への負担が軽減されます。

また、コアテックスという振動吸収素材がフレームに採用されており、打球時の音も静かでです。ボールとのタッチも良くて、コントロールしやすかったです。

反発、飛び


ボールの飛びは良かったですが、結構しっかりしていて暴れ感は無かったです。

案外ブンブン振る人でも使えるかもしれません。

スピン


エヴォドライブWは、ストリングパターンがタテ16×ヨコ17と粗めになっており、ガットの動きが活発になっています。そのため、回転を掛けやすくて、トップスピンやスライスも効果的に使えます。

特にトップスピンは弾道が高くて深く入りやすく、相手コートにプレッシャーを与えられます。スライスも切れ味が良くて、低く沈んで相手のリズムを崩せます。

ストローク


エヴォドライブWは、ストロークがとても打ちやすかったです。軽量で操作性が高いので、テイクバックスムーズにできます。

また、柔らかい打感とコントロール性が高いので、自分の思い通りのコースや深さにコントロールできます。

ハードヒッターとの打ち合いだとボールが暴れてしまうかもしれませんが、体力や筋力に自信がある方はエヴォドライブ ツアー(285g)の方が良いかもしれません。

ボレー、スマッシュ、ネットプレー


エヴォドライブWは、ネットプレーもしやすいです。軽量で操作性が高いので、素早くラケットを振り出せます。

また、柔らかい打感とコントロール性が高いので、タッチショットやアングルショットも打ちやすいです。スマッシュもパワーを出しやすくて気持ちよく打てました。

サーブ


エヴォドライブWは、サーブでも良い感じです。軽量で操作性が高いので、振り抜きやすくてビュンビュン振ってスピードを出せました。

また、回転を掛けやすくて、スライスサーブもよく曲がりました。スピンサーブも弾道が高くて深く入りやすく、優位性を感じました。

操作性、振り抜き


エヴォドライブWは、操作性と振り抜きのバランスが良いです。軽量で操作性が高いので、狭い隙間や厳しい角度でも対応できます。

また、柔らかい打感とコントロール性が高いので、自分の思い通りのショットを打ちやすかったです。

前作との違い、比較


エヴォドライブWは、バボラの新しいラケットシリーズですが、前作と言えるのはドライブZというラケットです。ドライブZは2010年に発売されたラケットで、エヴォドライブWと同じく軽量で操作性が高く、初級者やジュニアに向けたラケットでした。

では、エヴォドライブWとドライブZの違いは何でしょうか?

まず、スペックを見てみましょう。

  • ドライブZ

    • フェイス面積:102平方インチ

    • 重量:270g

    • 長さ:27インチ

    • フレーム厚:23.5〜26.0mm

    • バランスポイント:330mm

    • ストリングパターン:タテ16×ヨコ19

    • グリップサイズ:1,2



  • エヴォドライブW

    • フェイス面積:104平方インチ

    • 重量:270g

    • 長さ:27インチ

    • フレーム厚:23.0〜26.0mm

    • バランスポイント:320mm

    • ストリングパターン:タテ16×ヨコ17

    • グリップサイズ:1,2




このスペックから分かるように、エヴォドライブWはドライブZに比べて、フェイス面積が2平方インチ大きくなり、バランスポイントが10mm低くなり、ストリングパターンが粗くなっています。これらの違いはどのような影響を与えるのでしょうか?

  • フェイス面積が大きくなると、スイートスポットが広くなり、ミスショットが減ります。また、パワーも上がります。

  • バランスポイントが低くなると、操作性が高くなり、振り抜きやすくなります。また、振動も少なくなります。

  • ストリングパターンが粗くなると、ガットの動きが活発になり、回転を掛けやすくなります。また、打感も柔らかくなります。


つまり、エヴォドライブWはドライブZに比べて、より扱いやすくて快適なラケットに進化していると言えます。ただし、バランスポイントが低くなった分、パワーは若干落ちる可能性もあります。

バボラ エヴォドライブWの長所、メリット


エヴォドライブWの長所やメリットは以下の通りです。

  • 軽量で操作性が高いので、初心者やジュニアでも楽に扱える。

  • 柔らかい打感とコントロール性が高いので、自分の思い通りのショットを打ちやすい。

  • ストリングパターンが粗めで回転を掛けやすいので、トップスピンやスライスも効果的に使える。

  • ウーファーシステムやコアテックスなどのテクノロジーが搭載されているので、パワーと振動吸収性も備えている。

  • リーズナブルな価格で、コスパが高い。


バボラ エヴォドライブWの短所、デメリット


エヴォドライブWの短所やデメリットは以下の通りです。

  • 体力や筋力に自信がある方は物足りないかもしれない。

  • 柔らかいので、打ちごたえが少ないかもしれない。


バボラ エヴォドライブWとライバルラケットの比較


エヴォドライブWと同じような軽量で操作性が高く、初心者やジュニアに向けたラケットとして、他社からも発売されています。ここでは、エヴォドライブWとそのライバルラケットとの比較をしてみましょう。

ウィルソン ウルトラ 100UL V3.0



ウィルソン ウルトラ 100UL V3.0は、ウィルソンのオールラウンド系ラケット「ウルトラ」シリーズの最軽量モデルです。エヴォドライブWと同じく270gの重量で、初心者やジュニアにおすすめです。

ウルトラ 100UL V3.0は、以下のような特徴を持っています。

  • フェイス面積:100平方インチ

  • 長さ:27インチ

  • フレーム厚:24.5〜26.5mm

  • バランスポイント:325mm

  • ストリングパターン:タテ16×ヨコ19

  • グリップサイズ:1,2


エヴォドライブWと比べると、フェイス面積が4平方インチ小さく、バランスポイントが5mm高く、ストリングパターンが細めになっています。これらの違いはどのような影響を与えるのでしょうか?

  • フェイス面積が小さくなると、スイートスポットが狭くなり、ミスショットが増えます。しかし、その分コントロール性が高まります。

  • バランスポイントが高くなると、操作性が低くなり、振り抜きにくくなります。しかし、その分パワーと安定感が上がります。

  • ストリングパターンが細めになると、ガットの動きが抑えられ、回転を掛けにくくなります。しかし、その分打感や反発力が上がります。


つまり、ウルトラ 100UL V3.0はエヴォドライブWに比べて、よりコントロール重視で打ちごたえのあるラケットになっています。ただし、操作性や回転性は劣ります。

ヘッド グラフィン360+ エクストリーム ライト



ヘッド グラフィン360+ エクストリーム ライトは、ヘッドのスピン系ラケット「エクストリーム」シリーズの最軽量モデルです。エヴォドライブWと同じく270gの重量で、初心者やジュニアにおすすめです。

グラフィン360+ エクストリーム ライトは、以下のような特徴を持っています。

  • フェイス面積:100平方インチ

  • 長さ:27インチ

  • フレーム厚:23〜26〜21mm

  • バランスポイント:325mm

  • ストリングパターン:タテ16×ヨコ19

  • グリップサイズ:1,2


エヴォドライブWと比べると、フェイス面積が4平方インチ小さく、バランスポイントが5mm高く、ストリングパターンが細めになっています。これらの違いはどのような影響を与えるのでしょうか?

  • フェイス面積が小さくなると、スイートスポットが狭くなり、ミスショットが増えます。しかし、その分コントロール性が高まります。

  • バランスポイントが高くなると、操作性が低くなり、振り抜きにくくなります。しかし、その分パワーと安定感が上がります。

  • ストリングパターンが細めになると、ガットの動きが抑えられ、回転を掛けにくくなります。しかし、その分打感や反発力が上がります。


つまり、グラフィン360+ エクストリーム ライトはエヴォドライブWに比べて、よりコントロール重視で打ちごたえのあるラケットになっています。ただし、操作性や回転性は劣ります。

ヨネックス VCORE 100(280g)



ヨネックス VCORE 100(280g)は、ヨネックスのオールラウンド系ラケット「VCORE」シリーズの軽量モデルです。エヴォドライブWよりも10g重い280gの重量ですが、初心者やジュニアにも扱いやすいラケットです。

VCORE 100(280g)は、以下のような特徴を持っています。

  • フェイス面積:100平方インチ

  • 長さ:27インチ

  • フレーム厚:24〜25〜22mm

  • バランスポイント:320mm

  • ストリングパターン:タテ16×ヨコ19

  • グリップサイズ:1,2


エヴォドライブWと比べると、フェイス面積は同じですが、重量が10g重く、フレーム厚が細くなっています。これらの違いはどのような影響を与えるのでしょうか?

  • 重量が重くなると、操作性が低くなり、振り抜きにくくなります。しかし、その分パワーと安定感が上がります。

  • フレーム厚が細くなると、反発力が低くなり、ボールの飛びが抑えられます。しかし、その分コントロール性が高まります。


つまり、VCORE 100(280g)はエヴォドライブWに比べて、よりパワーと安定感重視でコントロール性の高いラケットになっています。ただし、操作性やボールの飛びは劣ります。

バボラ エヴォドライブWのまとめ


バボラ エヴォドライブWは、軽量で操作性が高く、柔らかい打感とコントロール性が高いラケットです。ストリングパターンが粗めで回転を掛けやすく、ウーファーシステムやコアテックスなどのテクノロジーが搭載されているので、パワーと振動吸収性も備えています。

リーズナブルな価格で、コスパが高いラケットです。

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